昭和を代表する歌手であり「若大将」の異名を持つ大スター、加山雄三さん。
歌手の他にもタレント業・画家など、幅広く活躍されています。
この記事では、現在の加山雄三さんの活動を紹介します。
【加山雄三】2022年にコンサート活動を引退
加山雄三さんは、2022年6月にコンサート活動を引退することを発表しました。
今年4月で85歳になった若大将。元気だが、6月に、「年内でコンサート活動から引退する」と発表した。9月に東京都内で「加山雄三ラストショー~永遠の若大将~」を開催。10月に静岡県で開かれた野外フェスティバルに出演し、9日夜、豪華客船で開く海上コンサートを最後にする。
引用:産経新聞
最終的に2022年の第73回NHK紅白歌合戦に特別企画で出場。
加山雄三さんは紅白歌合戦に17回出場し司会も3回務めた大御所ですが、85歳での出場は史上最高齢でした。
2022年の大晦日を最後に、惜しまれながらも歌手活動から引退されました。
加山雄三さんが歌手活動を引退する理由を確認する
2024年で87歳になる加山雄三さん、引退理由には自身の年齢が関係しているようです。
「倒れたじゃん、俺さあ」。3年前に脳梗塞、一昨年は小脳出血。立て続けに病に倒れた。特に一昨年は、危険な状態だったという。退院してから歌に支障はないことを確認。そのときは、安心した。だが、「やっぱり限界ってあるよなあ」と考えるようになっていた。
引用:産経新聞
2020年頃から引退の時期に悩んでいたという加山雄三さん。
家族やスタッフらとも協議し、今後のパフォーマンスや年齢、体力面などを考慮。「歌えなくなってやめるのではなく、まだ歌えるうちにやめたい。最後までいつも通り歌う。それが一番」との思いから、歌手活動の継続を最優先した形となった。
引用:サンスポ
歌手活動を最後までやり切るために、この時期に引退することを選んだということです。
加山雄三はもう歌うことは絶対にないの?
昭和36年に「夜の太陽」で歌手デビューをしてから、60年以上が経過した現在の心境について加山雄三さんはこのように語っていました。
寂しくはないね。もう出し切っているから。一生懸命やってきたからね
コンサート活動からは引退した加山雄三さんですが、作曲やプロデュースなどの音楽活動は生涯続けていくと明かしています。
そんな加山雄三さんですが、現在はケアハウスで生活をされているんだとか。
【加山雄三】現在の住まいは中央区の高級ケアハウス
そんな加山雄三さんですが、今は自立型のケアハウスで奥さんと一緒に生活されています。
昨年(2019年)の暮れに“自立型ケアハウス”に引っ越したんです
引用:jprime.jp/2020年4月
場所は公表されていませんが、東京の中央区のようです。
加山雄三(83)が29日夜、東京都中央区内のマンションで倒れ、救急搬送され、入院したことが30日、明らかになった。
引用:chunichi.co.jp/2020年8月
またケアハウスの具体的な内容も報道されておりコチラ。
都心に近いタワマン型の超高級物件で、一流ホテル並みの食事や掃除、洗濯といった生活サービスを受けることができます。入居時に15年分の家賃約1億円を一括で支払い、それ以外に毎月管理費と食費で1人あたり約30万円かかります。
引用:news-postseven
この条件に当てはまるのが、中央区のサンシティ銀座EASTではないかと言われています。
加山雄三さんはケアハウスの近くに「もんじゃ焼きのお店がある」とコメントしており、場所も一致しています。
ケアハウスから150歩のところにもんじゃ焼き屋がある
そんなケアハウスでの暮らしぶりについて、妻のめぐみさんは次のようにコメント。
私は天国でございます。お料理は何もしなくていいですし、レストランから配膳をしてくださるし、ちょっとおしゃれしてレストランに行くこともできます
普段のお食事は栄養管理されており、好きな時に外食も出来る最高の環境のようです。
そんな優雅な生活をされている加山雄三さんですが、芸能活動も継続されています。
【2024現在】加山雄三の今の活動内容はコチラ
それでは加山雄三さんの現在の活動内容をご紹介します。
- ギャラリー展の開催
- イベント参加
- DVD・Blu-ray発売
- ラジオ番組への出演
- 作曲家
- 書籍の発売
ギャラリー展の開催
加山雄三さんの絵画や所蔵ギターを展示するギャラリー展が銀座で開催されました。
加山雄三さんは、59歳頃から独学で油絵を描き始め作家としても活動しており、購入も可能。
イベント参加
加山雄三さんはイベントに参加されています。
- 銅像除幕式
- 豪華客船クルーズ
加山雄三さんは、87歳の誕生日(2024年4月11日)に行われた銅像の除幕式に参加されました。
銅像は高さ190センチで、加山雄三さんの故郷、神奈川県茅ヶ崎市の市役所前広場に設置されています。
銅像の制作にあたっては、茅ケ崎市の商工会議所がクラウドファンディングで1500万円を集めたそう。
銅像が金色なのは加山雄三さんの希望だとのコトです。
また、船に乗ることが生きがいだという加山雄三さんは、ほぼ毎年「飛鳥Ⅱ」の「クルーズ」に参加されています。
現在はライブには参加されずトークショーのみ出演となっていますが、ビュッフェは加山雄三さんのレシピなのだそう。
今後も、お元気にクルーズを続けて欲しいですね。
DVDの発売
加山雄三さんはDVDやBlu-rayを販売しています。
加山雄三ラストショー~永遠の若大将
発売中のDVDには2022年9月に開催された、ラストホールコンサートの模様が収録されています。
ラジオ番組への出演
加山雄三さんは文化放送「くにまる食堂」で「俺は100歳まで生きると決めた」に毎月1回、定期的に出演。
中高年リスナー向けに長寿時代を楽しく元気に生きる秘訣(ひけつ)を伝授されています。
作曲家
加山雄三さんは、弾厚作というペンネームで作曲家としても活動しています。
そんな弾厚作さんは、2022年5月16日からNHK「いないいないばあっ!」の新曲「いいことありそうだ!」の作曲を担当しました。
作詞はつんく♂さんで、加山雄三さんの自宅から出てきた1960年代のオープンリールテープに収録されていた楽曲を元に制作されたそう。
子ども番組に楽曲を提供したのは初めて、という加山雄三さんのコメントがこちら。
この歳になっても自分にとって新しいことがまだまだ起こることに驚きと、皆さまに感謝しております。
書籍の発売
加山雄三さんは書籍を発売しています。
- 幸せの料理帳
- 俺は100歳まで生きると決めた
加山雄三さんは、オリジナルレシピを掲載した料理エッセイ本などを発売しています。
料理はすべて加山雄三さんの自信作なのだそう。
【加山雄三】1970年に女優の松本めぐみと結婚
加山雄三さんは、プライベートでは1970年に女優の松本めぐみさんと結婚しました。
当時は人気絶頂だった加山雄三さん。
そのため女性ファンからの嫉妬は凄まじく、脅迫めいた手紙が届くなど、松本めぐみさんは怖くて危険を感じる程だったと言います。
【加山雄三】妻との馴れ初めとは?
加山雄三さんと松本めぐみさんは、1965年の映画「エレキの若大将」での共演で知り合いました。
趣味でクルーザーを所有していた加山雄三さんですが、「女性は船酔いしてしまう」とクルーザーには女性を乗せない方針でした。
しかし、初めて乗せることになった女性が松本めぐみさん。
加山雄三さんの心配をよそに、松本めぐみさんは船酔いすることなく堂々と編み物をしていて、その姿を見て恋心を抱いたそうです。
そして2人は交際を始めますが、2人ともスターだったため外でのデートはほとんどできず、加山雄三さんの自宅かクルーザーでのデートとなりました。
その後、加山雄三さんはローマでプロポーズ。
1970年9月4日に、ロサンゼルスでひっそりと結婚式を挙げました。
【加山雄三】子供は4人!
加山雄三さんには、4人のお子さんがいます。
- 長男:池端信宏(1972年7月14日生)
- 次男:加山徹(1975年8月8日生)
- 長女:梓真悠子(1976年7月26日生)
- 次女:池端えみ(1978年3月28日生)
それぞれの活躍をご紹介していきましょう。
【加山雄三の長男】池端信宏の活動内容はコチラ
長男の池端信宏さんは、映像作家で花火師としても活躍されています。
花火師として2008年長岡花火大会の「天地人花火」をプロデュース。
また、2016年リオデジャネイロ五輪では閉会式の花火を演出。
2017年に横浜ベイスターズの開幕戦前セレモニーの花火演出などを手がけました。
また画家として個展を開かれたり、コンピューターグラフィックの会社を経営するなど、マルチに活躍をしています。
【加山雄三の次男】加山徹の活動内容はコチラ
次男の加山徹さんは俳優として活躍しています。
1995年にドラマ「終わらない夏」でデビュー、その後も数々の人気ドラマに出演しています。
当初は山下徹大という名前で活動していましたが、2019年に加山徹(てつ)に改名しました。
【加山雄三の長女】梓真悠子の活動内容はコチラ
長女の梓真悠子さんは、女優・料理研究家として活躍しています。
大学在学中にスカウトされた梓真悠子さんは、大河ドラマ「毛利元就」で女優デビュー。
また自宅では、両親から受け継いだ料理の腕と食へのこだわりを発揮し、クッキングサロンを主宰しています。
【加山雄三の次女】池端えみの活動内容はコチラ
次女の池端えみさんは、女優として活躍しています。
2000年に放送されたドラマ「涙をふいて」でデビュー。
2003年からは役者修行のためにニューヨークへ移住し、活動の幅を広げています。
まとめ
「若大将」として人気を集めた大スター、加山雄三さん。
2022年に歌手活動を引退されましたが、その他の音楽活動・芸能活動は継続されています。
まだまだ元気に活躍していただきたいですね。
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